ProcessingでQRコードを使う

はじめに

ProcessingでQRコードを使う為のライブラリは有名なところだと、 Daniel Shiffmanのqrcode-processingがあります。 ですが今回はZXingP5という、Java製のQRコードライブラリZXingのProcessingラッパーを使います。

このライブラリの特徴はQRコードの左上、右上、左下にある四角形の座標が取得できることです。 大まかなQRコードの位置と大きさ、角度を取得することができます。 なので、このようにARマーカのようにQRコードを扱うことができます。 実はこのライブラリは自分が作ったので、コメントやIssueをいただけたら、 修正や改良をしたいと思います。

zxingp5

インストール

ここからZipをダウンロードして、解凍したディレクトリをZXingP5にリネームして、PROCESSING_PATH/library に配置、 もしくはターミナルで以下のコマンドを実行します。

cd PROCESSING_PATH/library
git clone https://github.com/enkatsu/ZXingP5.git

使い方

サンプルは3つ入っていて内容はこのようになっています。

  • WriterSample: 文字列からQRコードのPImageを生成するサンプル
  • ReaderSample: QRコードの映ったPImageから文字列を読み取るサンプル
  • ReaderAdvancedSample: QRコードの映ったPImageから文字列と座標、大きさを読み取るサンプル

2018年1月にmakezine.jpさんで取り上げていただきました

ProcessingでQRコードを読み書きする


ProcessingでQRコードを使う

By Katsuya Endoh, 2022-12-22